この企画は、試験的な取り組みです。ウェザーニュースが試作した雷センサー100台を、想いに賛同してくださる会員の方々に無料で配布。皆さんと一緒により細かい雷のデータ収集に挑戦し、センサーや観測システムのバージョンアップに取り組んでいきます。
将来的には雷の観測が手軽に可能となり、落雷による被害を減らせる観測ネットワークの構築を目指します。

今回は人口の集中する東京の雷を捉えるため、東京やその周辺エリア（関東南部を優先）を対象に雷センサーを配布、観測していきます。

今回配布する雷センサーは、ペンケースサイズのコンパクトなものです。誰もが気軽に設置・観測できるものを目指しています。

今回の雷センサーは、周囲40km以内で発生した雷を感知し、センサーと雷との大まかな“距離”が分かります。3台以上の雷センサーがあれば、雷の発生“位置”が特定できる仕組みです。

上記の応募要項を満たし、雷センサーを設置・観測にご協力いただける方を募集します。

・配布個数　　　：100個
・試験観測期間：2016年12月～2017年9月末を予定

【注意事項】
・通信、電気代は自己負担となります。
・センサーを改良した場合は自己責任でお願いします。

【結果発表について】
応募理由や設置条件などを考慮して選考を行い、選ばれた方には11月末までにウェザーニュースから個別にメールでご連絡させていただきます。その後、順次雷センサーを配送する予定です。

今回の雷センサーは完成版ではなく試験機です。皆さんと一緒に雷を観測しながら、高度化を図っていきます。一緒に、落雷被害の軽減に取り組んでいきましょう！

※雷センサーの応募には、ウェザーニュース会員登録が必要です。