紅葉、色づいてる?
全国の皆さんに今の葉っぱの色づきを伺ったところ、「まだ」という回答がほとんど。ですが、「色づき」も5%ほど届いていました。
エリア別では?(昨年とも比較)
やはり北海道の「色づき」率が高く、36%と突出した結果になっています。ただ、昨年の同時期と比較すると9pt少なくなっています。
また、その他のエリアも「色づき」率が下がっていて、昨年よりも紅葉の色づきが遅れていることが分かります。
また、その他のエリアも「色づき」率が下がっていて、昨年よりも紅葉の色づきが遅れていることが分かります。
都道府県毎の割合を見ると、昨年は北陸や関東の一部で色づきが始まっていましたが、今年は10%未満に留まっていて、色づきエリアの広がりも限定的であることが見て取れます。
原因は台風&前線?
昨年と比較して「色づき+見頃」の割合が大きく下がった【北海道】と【山形県】の9月最低気温の推移を比較しました。
すると、最低気温が高い日が多く、あまり冷え込んでいないことが分かります。
これは、相次ぐ台風の接近・通過によって、南から暖かく湿った空気が流れ込んだことが原因。
つまり、台風&前線がもたらした高温(冷え込み不足)が、色づきの遅れの一因となっていると思われます。
すると、最低気温が高い日が多く、あまり冷え込んでいないことが分かります。
これは、相次ぐ台風の接近・通過によって、南から暖かく湿った空気が流れ込んだことが原因。
つまり、台風&前線がもたらした高温(冷え込み不足)が、色づきの遅れの一因となっていると思われます。
この後はどうなる?
北海道には28日の前線通過後に寒気が流れ込み、今週は低温傾向となる見込み。朝晩の気温は、内陸部を中心に一桁になるような冷え込みで、紅葉の色づきが進みそうです。
一方、秋雨前線が停滞する東北では今週も高温傾向が継続。朝晩の冷え込みは緩く、紅葉の色づきはさらに遅れてしまう恐れもあります。
一方、秋雨前線が停滞する東北では今週も高温傾向が継続。朝晩の冷え込みは緩く、紅葉の色づきはさらに遅れてしまう恐れもあります。