秋雨前線の南側に当たり、南風によって流れ込んだ高温多湿の空気が、朝の気温低下で冷やされ、霧を発生させているようです。日の出後、気温の上昇とともに霧は解消されていく見込みですが、濃い霧が発生しているエリアほど、日差しの温もりがなかなか届かず、気温の上昇が遅れ、霧の解消も遅れる恐れがあります。
特に朝の通勤通学の時間帯は、車の運転など視界不良にご注意ください。
特に朝の通勤通学の時間帯は、車の運転など視界不良にご注意ください。
「霧」と「もや」の違いは?
「霧」も「もや」も、湿った空気が冷やされるなどして、水蒸気が細かい水の粒となって空気中に充満する現象です。その違いは見通しの悪さです。水平方向の見通しを「視程(してい)」と言います。この視程が1km以上ある場合は「もや」といい、1kmに届かない場合は「霧」と言います。霧の場合は、より見通しが悪く、危険な状態となるのです。