9月までの傾向
コース
8月から9月はじめにかけて相次いで日本に接近、上陸した台風は、例年のこの時期のコースとは異なり北へ向かうことが多く、これによって熱帯起源の蒸し暑い空気が日本列島にもたらされていました。
ところが、台風13号、ついで16号はそれまでの台風のコースと異なり、本州南岸を東進しました。
ところが、台風13号、ついで16号はそれまでの台風のコースと異なり、本州南岸を東進しました。
発生数
28日(水)3時に台風18号が発生。
9月の平年の発生数は4.8個ですが、今月は4週間足らずで7つ目、4日毎に台風が発生している計算です。
8月に続いて9月も平年を上回る発生数となっています。
9月の平年の発生数は4.8個ですが、今月は4週間足らずで7つ目、4日毎に台風が発生している計算です。
8月に続いて9月も平年を上回る発生数となっています。
10月はどうなる?
コース
平年の10月のコースは、フィリピンの東で発生して、南シナ海へ進むか、日本の南海上を離れて北東進していくことが多いですが、今年は太平洋高気圧の勢力が強いため、10月中旬頃までは日本本土へ接近する可能性がいつもの年より高いと考えられます。
その後は台風を運ぶ、偏西風帯がさらに南下するため、日本本土へは近づきにくくなる見込みです。
その後は台風を運ぶ、偏西風帯がさらに南下するため、日本本土へは近づきにくくなる見込みです。
発生数
気象庁によると、現在、弱いながらラニーニャ現象が発生しているとみられ、西部熱帯太平洋の海面水温が平年よりも高くなっています。
10月もこのエリアの海面水温は平年より高い状態が続く予想で、対流活動も活発になりやすい見込みです。
発生数は、10月前半が活発なことを踏まえ、平年並かやや多い、3~5個程度を見込んでいます(平年3.6個)。
発生数は、10月前半が活発なことを踏まえ、平年並かやや多い、3~5個程度を見込んでいます(平年3.6個)。