東西で異なる線香花火
大きく分けて2種類
線香花火は「スボ手牡丹(ぼたん)」と「長手牡丹(ながてぼたん)」があります。
【西】スボ手牡丹
300年変わらない線香花火の原型で、ワラの先に火薬をつけたのが始まり。
米作りが盛んな関西地方にはワラが豊富にあったため、関西を中心に親しまれてきました。
火をつけて、斜め上に向けて楽しみます。
【東】長手牡丹
関東を中心に親しまれてきた花火。
関東地方では米作りより紙すきが盛んだったため、ワラの代用品として紙で火薬を包んで作られました。
火をつけて、斜め下に向けて楽しみます。
【西】スボ手牡丹
300年変わらない線香花火の原型で、ワラの先に火薬をつけたのが始まり。
米作りが盛んな関西地方にはワラが豊富にあったため、関西を中心に親しまれてきました。
火をつけて、斜め上に向けて楽しみます。
【東】長手牡丹
関東を中心に親しまれてきた花火。
関東地方では米作りより紙すきが盛んだったため、ワラの代用品として紙で火薬を包んで作られました。
火をつけて、斜め下に向けて楽しみます。
出典:筒井時正玩具花火製造所HP
風太のママさん(2014年埼玉県)
風太のママさん(2014年埼玉県)
線香花火の一生
燃え方は4段階
【蕾】点火から次第に大きくなっていく火の玉。花を咲かせる前に見立てて「蕾」と呼ばれます。
【牡丹】パチパチと力強い火花が、一つずつはじけ始めます。
【松葉】「牡丹」から勢いを増し、次々に火花が散る段階。まるで「松葉」のように沢山の火花が四方八方に広がります。
【散り菊】勢いのあった火花が、一本、まだ一本と落ちていきます。火の玉がだんだんと色を変え、光を失い、線香花火はその一生を終えます。
繊細さや儚さがきわ立つ中、表情豊かなところも魅力の一つと言えそうです。
残りの夏、あなたも線香花火の光で粋な時間を楽しみませんか?
【牡丹】パチパチと力強い火花が、一つずつはじけ始めます。
【松葉】「牡丹」から勢いを増し、次々に火花が散る段階。まるで「松葉」のように沢山の火花が四方八方に広がります。
【散り菊】勢いのあった火花が、一本、まだ一本と落ちていきます。火の玉がだんだんと色を変え、光を失い、線香花火はその一生を終えます。
繊細さや儚さがきわ立つ中、表情豊かなところも魅力の一つと言えそうです。
残りの夏、あなたも線香花火の光で粋な時間を楽しみませんか?