没収試合
野球には【没収試合】というルールがあります。
試合において続行が不可能な事態が起こったり、メンバーが不足している際に適応されます。
あまり聞かないルールですが、今年はすでに下記3試合が没収試合となっています。
【14日 千葉大会】
行徳 - 翔凜
【15日 佐賀大会】
鹿島実 - 太良
【17日 和歌山大会】
耐久 - 伊都
試合において続行が不可能な事態が起こったり、メンバーが不足している際に適応されます。
あまり聞かないルールですが、今年はすでに下記3試合が没収試合となっています。
【14日 千葉大会】
行徳 - 翔凜
【15日 佐賀大会】
鹿島実 - 太良
【17日 和歌山大会】
耐久 - 伊都
必死の想い届かず
行徳、太良、伊都のいずれも1人が試合続行不可能な状況となり、人数不足で没収試合となりました。
各高校ともに部員が少ない中、他の部活から助っ人をお願いしたり、必死の勧誘で何とか選手権大会に出場した高校でした。
なかでも和歌山県の伊都高校は春の選抜大会で甲子園に3度出場している古豪です。そんな伊都高校ですが、来年で閉校となることが決まっており、今年の大会が最後の選手権大会でした。
野球部はすでに3年生しかいなかったようです。
各高校ともに部員が少ない中、他の部活から助っ人をお願いしたり、必死の勧誘で何とか選手権大会に出場した高校でした。
なかでも和歌山県の伊都高校は春の選抜大会で甲子園に3度出場している古豪です。そんな伊都高校ですが、来年で閉校となることが決まっており、今年の大会が最後の選手権大会でした。
野球部はすでに3年生しかいなかったようです。
試合を終わらせたのは暑さ
3つの試合ともに、没収試合となった原因を作ったのは熱中症でした。
選手の一人に熱中症と思われる症状があらわれ、悪化し、プレーを続けることが出来なくなってしまいました。
では練習を必死に行った高校生が熱中症で動けなくなる程の天候とはどのようなものだったのか?
選手の一人に熱中症と思われる症状があらわれ、悪化し、プレーを続けることが出来なくなってしまいました。
では練習を必死に行った高校生が熱中症で動けなくなる程の天候とはどのようなものだったのか?
熱中症の脅威
試合当時の気温と湿度を調べてみました。(時間がハッキリしないため、当日の最高気温と最小湿度)
【14日 千葉大会】
行徳 - 翔凜
32.3℃ 61% 曇り(日差し少しあり)
【15日 佐賀大会】
鹿島実 - 太良
31.0℃ 50% 晴れ
【17日 和歌山大会】
耐久 - 伊都
30.9℃ 73% 曇り
いずれもこの季節としては普通の値であり、特別暑い状況ではありません。
つまり、他の高校でも熱中症にかかる危険性は十分にあるといえます。
【14日 千葉大会】
行徳 - 翔凜
32.3℃ 61% 曇り(日差し少しあり)
【15日 佐賀大会】
鹿島実 - 太良
31.0℃ 50% 晴れ
【17日 和歌山大会】
耐久 - 伊都
30.9℃ 73% 曇り
いずれもこの季節としては普通の値であり、特別暑い状況ではありません。
つまり、他の高校でも熱中症にかかる危険性は十分にあるといえます。
ベストな自分で戦うために
梅雨明け後は、今までよりも厳しい暑さの中での試合が想定されます。
悔いのない試合にするためにも、相手チームへの対策と同じくらい、熱中症への対策も万全に行ってほしいと心から思います。
試合に集中することも大事ですが、集中しすぎて水分・塩分補給がおろそかにならないよう心掛けましょう。(ウェザーニュース予報センター 柳 博)
悔いのない試合にするためにも、相手チームへの対策と同じくらい、熱中症への対策も万全に行ってほしいと心から思います。
試合に集中することも大事ですが、集中しすぎて水分・塩分補給がおろそかにならないよう心掛けましょう。(ウェザーニュース予報センター 柳 博)