ハロが見える仕組み
ハロは、太陽の周りにできる輪状の虹色現象で、空気中の氷の粒によって太陽の光が屈折されて見られます。
春〜梅雨は圧倒的な出現チャンス
こちらのグラフは、2014年に実際に届いたウェザーリポートから、「ハロ」とコメントしているリポート数を月別に集計したものです。
最も多かったのは5月、次いで4月、6月となりました。
まさに今の時期はハロを見つけるチャンスなのです!
最も多かったのは5月、次いで4月、6月となりました。
まさに今の時期はハロを見つけるチャンスなのです!
ハロは”天気下り坂のサイン”
「ハロ(アーク)が出現すると天気は下り坂」といわれています。
この薄い雲の近くには、雨を降らせる低気圧や前線、すなわち雨雲があることが多いため、ハロを見た後半日~1日で雨が降り出します。
実際に雨が降る確率は6割くらいです。
この薄い雲の近くには、雨を降らせる低気圧や前線、すなわち雨雲があることが多いため、ハロを見た後半日~1日で雨が降り出します。
実際に雨が降る確率は6割くらいです。
梅雨時期は雲の見方がポイント
梅雨期間の前線の動きは基本的に南北にいったり来たり。そのため、ハロが見えても、それ以上前線が近づかずに雨が降らないこともしばしばあります。
梅雨前線が北上して近づく(=雨が降るパターン)ほど雲は低くなるので、ハロが見えた後に順調に雲が低くなっているかを見ることがポイントです。
梅雨前線が北上して近づく(=雨が降るパターン)ほど雲は低くなるので、ハロが見えた後に順調に雲が低くなっているかを見ることがポイントです。
さて、今日のハロは?
天気下り坂、急な雨に注意!
今日は、本州の南の海上にある梅雨前線や、日本海にある天気図に描かれない隠れた前線に伴って上空高くに薄雲が広がって、近畿エリアを中心にハロが見られました。
これは天気下り坂のサイン。
ハロが見えなくなって、雲が厚みを増してきたら急な雨にご注意ください。
明日は朝から雨がしっかりと降リ出し、傘が活躍する一日です。
これは天気下り坂のサイン。
ハロが見えなくなって、雲が厚みを増してきたら急な雨にご注意ください。
明日は朝から雨がしっかりと降リ出し、傘が活躍する一日です。