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星空Ch.

流星を楽しむために

どんな流星群?

しし座流星群といえば、多くの人が耳にしたことがあると思います。2001年に大出現して、その名を一躍世に知らしめました。最近は出現数が落ち着いていますが、火球の様な”大物”に出会えるチャンスがあるので、見逃せない流星群です。母彗星はテンペル・タットル彗星で、約33年周期で地球に接近します。前回は1998年に最接近したので、次回の接近は2031年になると予想されています。

いつ見える?

出現期間
11月5日~11月25日頃
ピーク
11月18日(月)の1時頃

※放射点があるしし座は23時過ぎから東の空に昇るため、17日23時〜18日明け方が観測チャンスです。

どこで見える?

11月18日(月)3時

11月18日(日)3時

放射点があるしし座は、23時過ぎから東の空に昇り始め、夜明け前に頭上高くに昇ります。放射点はしし座の頭の辺りになります。近くにしし座の1等星レグルスがあるので、放射点を探す際の目印にして、流星観測をお楽しみください。
なお、出現のピーク時は満月となります。月に背を向けるなど、月明かりを目に入れないようにして観測するのがオススメです。

※放射点:この点を中心にして、流星は放射状に流れます。