上空の寒気が南下し冬型の気圧配置が強まっています。午前中に比べて雪のエリアが広がってきました。

北陸や東北、北海道では活発な雪雲に覆われて、雪の強く降っている所があります。15時までの6時間では北海道音威子府村で29cm、枝幸町・歌登で15cmなど北海道の道北で特に強く、山形県鶴岡市・櫛引で12cmなど東北や北陸も山沿いを中心に積雪の増加が続いている状況です。

今夜遅くにかけて断続的に活発な雪雲が通過し、局地的には1時間に5〜10cmの強い雪が降るとみられます。積雪の急増による路面状況の悪化や視界不良などに警戒をしてください。
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明日は上空の寒気が一旦北上して、日本海側の雪は小康状態になります。ただ、日本海で低気圧が発生し、前線を伴って夜には北日本、東日本を通過する予想です。低気圧の後面には非常に強い寒気を伴っていて、周辺では雪雲・雨雲が発達します。

特に低気圧が通過する北海道の道南や東北北部では内陸部を中心に激しい雪になり、局地的には1時間に10cm以上の雪が降ってもおかしくありません。東北南部や北陸の沿岸部は前線通過時は雨で雷や突風を伴うおそれがあります。通過した後は寒気が流れ込むことで、強い雪に変わる見込みです。

また、明後日17日(金)の朝にかけては低気圧が通過する北海道の太平洋側でも湿った雪が強まり、積雪が急増するため油断ができません。
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17日(金)の夜までの積雪の増加量は北陸、東北の内陸部や山沿いで50cmを超え、山沿いの一部の地域では100cm近くに達する予想です。路面状態の悪化に加え、屋根からの落雪や雪崩のリスクなどが高まります。

東北では平野部でも20cm前後の新たな積雪になる地域がありますので、こまめな除雪が必要です。西日本でも内陸部や山沿いでしっかりと雪が積もり、平野部でも場所によっては積雪があるとみられます。

短い時間に集中的に雪が降って、積雪が大きく増えると立ち往生が発生し大きな交通障害につながるおそれがあります。移動はできるだけ雪のピークを避け、やむを得ない場合は最大限の対策を行ってください。除雪時の事故も増えてきていますので、十分な注意が必要です。
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写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）
たまっこさん