7地点共通の特徴と過去の災害
この7地点は、これまでにも大規模な土砂災害を経験し、今回の広島市と気象・地形・地質の面で類似しており、同様のリスクがあります。
詳しい解説7地点の特徴
- 1)気象
- 湿った空気が長時間流れ込みやすい
- 2)地形
- 風上に山がある
(湿った空気がぶつかり雨雲が発生しやすい) - 3)地質
- 崩れやすい土壌
7地点の過去の災害発生日と雨量
-
広島県広島市
2014年8月20日 121.0mm/h -
広島県呉市
1999年6月29日 73.5mm/h -
山口県防府市
2009年7月21日 72.5mm/h -
長崎県長崎市
1982年7月23日 112.0mm/h -
熊本県阿蘇市
2012年7月12日 108.5mm/h -
熊本県水俣市
2003年7月20日 81.0mm/h -
鹿児島県出水市
1997年7月10日 62.0mm/h
「土砂減災コミュニティ」参加のお願い
今回のアラームリリースは、土砂災害による被害を減らすためのファーストステップに過ぎません。
Ver.1.0は上記7地点限定・期間限定のリリースとなりましたが、今後さらなる減災を目指して、全国に拡大・通年のサービスにVer.upしていきたいと思います。そのために、サポーターの皆さんにご協力頂きたいのです。
ウェザーニュースでは、土砂災害による被害を少しでも減らすべく、「土砂災害向け 減災アラーム」のVer.upをはじめ土砂災害の減災に関わるサービスを一緒に作る仲間を募集します。
現在ウェザーニュースには、土砂災害の危険度の把握に必要な情報として、「地中の水分量のデータ」や、皆さんからのウェザーリポートを元にした「詳細な実況天気データ」はあり、「予報センター」にはそれらを24時間体制で運営する予報技術者がいます。一方で、残念ながら「地質」や「地形」に関する知見がまだまだ足りません。
そこで、サポーターの皆様の中に、以下の情報について知見のある方はいらっしゃいますか?
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