- 【1】津波発生の情報を確認するまでの時間
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Q.大津波警報・津波警報・津波注意報の情報を知ったのは、地震が発生した3月11日14時46分以降、何分後ですか?
実際に地震が起きてから、津波警報などの津波情報を知ったのはどれ位後か聞き、その結果を平均時間でまとめました。
◆津波情報を知るまでにかかった時間
全国平均【16.6分】
被災地平均【16.4分】
◆海岸近くに居た人が津波情報を知るまでにかかった時間
全国平均【16.1分】
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情報を待たず、行動の早さの重要性を認識
大津波警報が発表されており、被害が多く発生した5県(青森、岩手、宮城、福島、茨城)の海岸近くにいた人が津波情報を知るまでにかかった時間を分析した結果、平均16.4分となり、ほぼ全国平均と変わらない結果になりました。ただ、今回、実際の津波到達は早かったところで、地震発生から15~20分との見方もあり、上記の調査結果を見てみると、津波情報を知ってから逃げても間に合わない可能性が高いことがわかります。このことから、まずは揺れたらすぐに高台や鉄筋コンクリートの建物の高い所へ避難することが第一で、さらにその行動の早さが重要になります。