第2回花粉飛散傾向発表

東海・甲信南部

東海・甲信南部

2月上旬に飛散開始
ピークは3月上旬〜中旬

2月頃になると一時的に寒さが緩むタイミングがあり、飛散開始時期が例年早い傾向にある東海は、2月上旬に静岡県、三重県などからスギ花粉の飛散が始まります。その後、2月中旬にかけて徐々に内陸の地域でも飛散が開始する予想です。
飛散開始後7~10日間程で本格的な花粉飛散シーズンに突入し、3月上旬〜中旬にスギ花粉の飛散量はピークとなる見通しです。スギ花粉のピークが過ぎた後は徐々にヒノキ花粉が飛び始め、4月上旬にピークを迎える地域が多くなりそうです。

2016年の飛散量は
静岡や岐阜で2015年の1.5〜1.9倍

夏の天気や飛散量の傾向、森林の活性度や『雄花リポート』をもとに予想すると、2016年シーズンの予想飛散量は、平年の40~80%と少ない予想ですが、2015年シーズンと比べると三重県では190%、岐阜県では150%程度で前年を上回る予想になっています。静岡県・愛知県・山梨県では2015年比が50〜80%と少ない予想ですが、風が強い日や雨の翌日には一時的に多く飛散する可能性があり、油断はできません。