2月中旬から飛散開始
ピークは3月中旬と4月中旬

2月中はまだ厳しい寒さが続きますが、一時的に寒さが緩む日が出てくる2月中旬から太平洋側で花粉が飛び始め、3月始めにかけて次第に日本海側へと飛散エリアが拡大する見込みです。飛散開始時期は昨シーズンよりやや早く、平年と比較すると同程度となりそうです。
その後、7～10日間程で本格的な飛散シーズンに突入、3月中旬にはピークに達し、寒の戻りで一時的に飛散量が少なくなることもありますが、寒気が過ぎ去る4月中旬に再度飛散量が増加する予想です。
ただ、3月〜4月の天候次第では4月中旬までに大量飛散する可能性があるため、注意が必要です。

2016年の飛散量は
2015年と同じかやや少なめ

夏の天気や飛散量の傾向、森林の活性度や『雄花リポート』をもとに予想すると、2016年シーズンの予想飛散量は、平年の60～100%程度、2015年シーズンの70～100%となる見込みです。飛散量は平年より少なめとなる見込みですが、2015年の春に症状が出た方は油断せずに対策をしてください。
※東北南部で春に多く飛散するのはスギ花粉で、ヒノキ花粉はほとんど飛散しません。