第1回花粉飛散傾向発表

近畿

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2016年は2015年の約1.2~2倍

2015年の夏は、2014年よりも晴れて暑い日が多かったものの日照は十分ではなく、雄花の生育にやや不向きな状況となりました。ただ、花粉の飛散量は多い年(表年)、少ない年(裏年)が交互に訪れ、2015年は表年にあたります。

夏の天気や飛散量の傾向から、2015年春の花粉飛散量は平年の60~90%となる予想です。ただ、2015年シーズンと比べると奈良県や和歌山県では180~200%、その他の府県では120~130%となる予想です。平年のシーズンに比べると飛散量はやや少ない傾向になりますが、2015年を上回る飛散量となる予想なので、十分な対策が必要です。