2016年は2015年の1.5倍
（※シラカバ花粉）

シラカバ花粉の飛散量は多い年（表年）、少ない年（裏年）が交互に訪れますが、2015年は裏年にあたり飛散量が非常に少なくなりました。2016年は表年となり、前年より飛散量が増える傾向となりそうです。また、花粉の飛散量は、スギ・ヒノキ花粉と同様、前年の夏の天候によって決まり、晴れて暑い夏であるほど花粉のもととなる雄花の生育がよく、花粉の飛散量が多くなります。2015年の夏は前年より晴れる日が多かったものの、平年と比べると日照時間は少なくなりました。

夏の天気や飛散量の傾向から、2016年春のシラカバ花粉飛散量は平年の70％前後となる見通しです。ただ、2015年シーズンと比べると150％前後と多くなる予想のため、十分な対策が必要となりそうです。