第1回花粉飛散傾向発表

山陽

山陽

2012年の1.3倍

スギ・ヒノキ花粉の飛散量は前年の夏の天候によって決まると考えられており、晴れて暑い夏である程、花粉のもととなる雄花の生育がよくなり、花粉の飛散量が多くなります。2012年の夏は、お盆の頃には市街地でもゲリラ雷雨になることがありましたが、全般には晴れて暑い夏になりました。また、9月になってもなかなか暑さが収まらず、厳しい残暑が続きました。このため、雄花の生育には適した条件であったと考えられます。また、花粉の飛散量は多い年(表年)、少ない年(裏年)が交互に訪れ、2013年は表年にあたります。
これらのことから、2013年春の花粉シーズンは、平均で2012年の1.3倍の飛散量になる見通しで、少ない所でも1.1倍、多い所で1.3倍になる予想。また、平年の1.0~1.2倍前後の飛散量となる予想です。