昨年の症状との比較

東北〜中四国で辛いが増加
シーズンを通しての症状の重さを調査した所、今シーズンはツライ・非常にツライと感じた方の割合が昨シーズンよりも多くなりました。東北~中四国エリアでは、昨シーズンより約20%も多くの方が、ツライ・非常にツライと感じたようです。一方、九州や四国太平洋側では症状の重さに関して変化が小さく、ツライ・非常にツライと感じた方の割合は昨シーズンよりも少なくなった県もありました。また、北海道は現在がちょうど花粉シーズンのピークで、昨シーズンより症状が重い方が多いようです。
症状の重さと内容

8割がここ数年と同じ〜重い症状
各地で本格花粉シーズンに突入し始めた3月上旬~中旬にかけて調査したところ、結果は“症状は重い”は43.3%、“同じくらいの症状”は39.4%となりました。2つを合わせると、約8割の方がすでにここ数年以上の症状の重さを感じている傾向にあることが分かりました。

鼻水と目のかゆみが上位に
具体的な症状では、最も多かったのが“鼻水”で25,391人となりました。昨シーズン最も多かった“目のかゆみ”を訴える方は、今シーズンは14,626人と4位で、緩和している傾向になりました。これは、昨シーズンの調査結果で「目への対策が甘い」という結果になったため、それを踏まえてみんなの対策が強化された可能性があります。さらに、フリーコメントからは、鼻や目、くしゃみなどの症状に加えて、今シーズンは「肌や耳の奥のかゆみ」などの症状を訴えるコメントが目立ちました。