ライフスタイルによる影響は?

子供の食生活は?

花粉症の子供はやや肉食

「周辺の子供の食生活について質問した所、全体でみてみると、バランスよく食べている子が一番多くなりました。
ただ、「肉を良く食べる」子供に注目すると、花粉症の子供の方が花粉症ではない子供よりも6%多いという結果に。高タンパク・高カロリーな食事は花粉症になりやすい・症状を悪化させると言われています。また、フリーコメントでは、花粉症の子供は偏食気味、という回答も。バランスよく栄養満点のご飯で、花粉に強い体作りを!特に皆さんの回答では、根菜やヨーグルトなどを進んで食べさせているというコメントがありました。

外にいる時間

子供は花粉に触れる時間が長い

平日に外出している時間について、花粉症の子供と花粉症の大人の回答を比較すると、子供の方が外出時間が長いことがわかりました。
花粉症の子供は平均3.4時間、花粉症の大人は平均3.0時間。学校や保育園に通う子供は通学時間に加えて体育の授業や休み時間に外で遊ぶなど、外に出る機会が多くなります。その分、マスクやメガネなどの対策や、家の中で花粉をしっかり落とす、などの対策が重要になってきます。

子供の症状悪化の注意点

今回、フリーコメントでお子さんの花粉症について聞いてみたところ、子供は花粉症からさらに「結膜炎」「副鼻控炎」「後鼻漏」「中耳炎」にまで発展するというケースも。これは、目や鼻をかきすぎることが原因のようです。子供は大人と違って目や鼻をかくことを我慢できないため、こういった症状になってしまうのかもしれません。一方で、マスクは蒸れたり暑い、という理由で付けるのを嫌がる子供が多いようで、親は子供の花粉症対策に悩まされています。

ただ、中にはこんなコメントも…
「両親とも花粉症なため、アレルギー科に通院。子供は二歳半で今はアレルギーはないが、なんでもマネする次期のため、花粉シーズンはマスクをさせている。それを聞いたアレルギー科の医者は絶賛してくれた。」
花粉症のお子さんをお持ちの家庭では、花粉シーズンはいつも以上にパワーが必要になるようですが、今年はもう少しの辛抱です。頑張って乗り切りましょう!