2011年09月12日

紀伊半島は引き続き急な雨に警戒を
［９月１２日（月）２時００分更新］

　東北から九州にかけては晴れてムシ暑い１日。充分な熱中症対策が必要です。また、各地でゲリラ雷雨の発生する恐れがあります。北海道は道南や太平洋側で強雨の恐れ。強い雨が降ってきたらアンダーパスの冠水や河川の増水に注意を。
　また、紀伊半島の台風１２号の被災地もゲリラ雷雨発生の恐れが続きます。短時間の雨でも土砂災害には注意が必要です。現在、せき止め湖の水位は上昇しています。ダムの放流をする場合もあります。下流の川や川近くの道路は走らないようにしてください。

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※減災ウィークは１１日で終了しました。
　コンテンツへの参加・ご協力ありがとうございました。

　防災の日である９月１日をスタートに東日本大震災から半年を迎える９月１１日まで、１１日間にわたって皆さんと一緒に減災についてを考えてきました。避難プランについてやサバメシのレシピご応募、番組への電話出演のほか様々なリポートやチャットでのご参加、ありがとうございました。
　減災ウィーク中にも台風が訪れたり、台風による大雨で紀伊半島で痛ましい被害が発生するなど、災害に対して様々な想いを新たにする１１日間となりました。地震や津波、台風、ゲリラ雷雨、土砂災害。伴う帰宅困難者発生や避難生活の衣食住などでの二次被害。様々な災害の発生するこの国において、それらを全てなくすことは非常に困難を極めます。
　それでも、まずは考えること。それも皆で考えてみること。そこから始めてゆくことで災害は少しずつ減らしてゆくことができます。今回の減災ウィークでその歩みを皆さんと少しでもご一緒できたのであれば嬉しく思います。減災ウィークは終わりましたが、これからも変わらずに、減災への取り組みを、みんなで広げていきましょう！
（ウェザーニュース・減災担当より）

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◆サバメシを作ろう！
減災ウィーク期間中は、毎日SOLiVEコーヒータイムの番組内にてサバメシ作りに挑戦！手軽でおいしく災害時に有効な料理を紹介しました！今後もSOLiVEコーヒータイムでの「節電クッキング」、SOLiVEムーンでの「サバメシ食堂」の両コーナーで、手軽でおいしく緊急時に役立つ料理を紹介します。今後もSOLiVE24Ch.でお楽しみ下さい。

◆９月１１日の放送では「茄子とツナ缶の甘辛丼」を作りました。
　保存食になる缶詰があれば、プラス一品加えるだけで美味しい丼の出来上がり。
　パックごはんを用いることで、炊飯器を使わず電気がなくとも調理できます。
【材料】
・茄子（２本）　　・シーチキン（１缶）
・コーン（６０ｇ）　・鷹の爪（３～４本）
・白だし（大２）　　・砂糖　（大１）
・マヨネーズ（お好み）
・パックごはん（１個）
・ごま油（適量）

【下準備】
　茄子を乱切りにして少し水にさらす

【作り方】
①　シーチキンの缶詰を
　　油ごといれたフライパンに
　　茄子、コーンを入れて炒める。
②　フライパンに白だし、砂糖、
　　鷹の爪を入れて炒める。
③　ごま油をかけたのち、
　　フライパンの半分の面積で
　　ご飯を炒める。
④　丼に移しマヨネーズをかける。

◆サバメシってなぁに？
サバメシとは｢サバイバル･メシタキ｣や｢サバイバル･フード｣の略語です。
　被災時に限られた器具や食材でご飯や料理を作る方法やレシピを学び、それを体験することで災害への備えを考え、実践のきっかけとする取り組みです。

◆調理のポイント
　１　なるべく保存の利く材料を使用します
　２　短時間で誰でも作れるもの
　３　体が温まって、腹持ちが良いもの
　４　素手で食材を触らずに済むもの

◆サバメシ作りの目的とは？
・災害時の「食のストレス」を軽減させます
　備蓄食品を選ぶ際は保存性の高い物に目がいきがちです。でも、そこにだけ目を奪われてしまうと、避難生活時の食事が単調になり、食べることに対するストレスが生まれてしまいます。
・災害時に創意工夫するための経験を積めます
　目の前にあるもので簡単な調理を行う経験が、有事の際の落ち着いた判断に繋がります。
・家族や近所での減災意識の見直しに
　家族やご近所、サークルなどで一緒に料理を作る体験をしておくと、有事の際の共助の関係を強めることができます。

◆皆さんからの「サバメシレシピ」募集中◆

サバメシってどういうものだかわかりましたか？
ただいま皆さんからサバメシのレシピを募集しています。避難所で実際に作ったものや、何かのときに簡単に作れるもの。経験やアイデアを番組やサイトで皆さんに紹介してみませんか？

ご応募はココをクリックして、
　１、住所・お名前・ペンネームと、
　２、サバメシの料理名
　３、材料
　４、調理手順
　５、料理のポイント
　　　・・・以上をメールでお送りください！

メールが開かなかった方は、
sabameshi@solive24.com　までお送り下さい。
コレだ！というものは、番組で実際に調理させていただきます。
　※減災ウィークが終わった後も、
　　SOLiVEコーヒータイムやSOLiVEムーンで紹介させて頂きます。
　　どしどしお送りください。

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◆９月１１日のハイライト◆
昨日の番組の様子をご紹介します。
１１日も様々な企画もりだくさんでお送りしました。

SOLiVEコーヒータイムでは今日もサバメシを作りました。
たくさんのレシピのご応募、リポートでの調理報告、有難うございました。
楽しく、おいしく。被災時に食の果たす役割について考えていきましょう。

SOLiVEイブニングでは日本災害復興学会理事の上村靖司先生と一緒に、
「復興とは何か」というテーマで色々と考えていきました。
キーワードは「復興の主語はなんだろう」でした。

番組中には、SHIRASEでのボランティアにご参加いただいた方にお聞きした、
これからボランティアを始めたい人へのアドバイスなどもご紹介しました。
仲間作りやできることがなんであるのかを考えることが肝要です。

SOLiVEムーンではおなじみ「週刊通勤」のコーナーで、
当時の記憶を風化させないために今週語ってきたことをまとめていきました。
帰宅困難への備えや必要な情報とは何であるのかなど…
詳しくは携帯サイトをご覧ください。

きょう９月１２日は６年ぶりの満月の十五夜です。
災害に負けずゆっくりと全国で空を楽しめるような、そんな日を迎えたいですね。

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減災ウィーク２０１１は終了いたしました。
でも引き続き、減災への取り組みは、みんなで広げていきましょう！
ありがとうございました。