北海道のシラカバ花粉は、寒さが急激に緩んで暖かくなった4月下旬から飛散開始に。その後、季節外れの暖かさが続いたため、昨年より2日程度ピークが早まり、5月上旬に最も多く飛散しました。
シラカバ花粉の飛散は5月下旬に本格シーズンを終え、6月上旬をもって飛散終了となりました。
昨年の夏は晴れて暑い日が多く、雄花の生育に適した天候であったものの、花粉が放出されにくい“裏年”だったことが影響し、今シーズンの飛散量は昨シーズンの約30%、平年の約40%と少なくなりました。症状も昨年よりも「ツライ」「ややツライ」と報告した人の割合が少なくなり、花粉の飛散量が少なかったことを反映した結果となりました。