北海道のシラカバ花粉は、寒さが急激に緩んで暖かくなった、4月下旬から飛散し始めました。5月前半にかけて季節外れの暖かさとなったため、昨年よりも半月ほど早く、5月上旬にピークを迎えました。現在は、シラカバ花粉の飛散は本格シーズンを終え、6月上旬のうちに飛散終了となる見通しです。また、昨年の夏が晴れて暑い日が多かった影響で、裏年(花粉が多く飛散した年の翌年で、花粉の飛散量が少なくなりやすい年。昨シーズンは表年で、花粉の量が多かった)だったにも関わらず、昨シーズンと同程度の飛散量となり、平年の1.5倍程度の飛散量となりました。
症状は昨年よりもツライ・ややツライと報告した方の割合が少なくなったため、十分な対策がとれたのではないかと考えられます。