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いつもThe Last 10-Secondをご利用頂き、ありがとうございます。先日、The Last 10-Secondを利用しているサポーターの皆様を対象にご利用状況など意識調査を実施しました。調査へのご協力ありがとうございました。この調査結果から、中でも、「設定状況に悩んでいる」というご意見が沢山寄せられていました。 現段階での『オススメ設定』をお知らせすると共に、2010年も、The Last 10-Secondを使って、少しでも地震災害を減らすことができるように、サポーターの皆さんと意見交換をしながら取り組んでいきたいと思っています。

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・調査期間:10/21(水)~10/25(日)
・回答:3289人(うち男性83%、女性17%)

導入するきっかけは・・・ 導入しようとしたきっかけは?

The Last 10-Secondを導入しようとしたきっかけは『手軽』に利用できる点がダントツだったようです。 それと同時に、自分も含め家族と一緒に『防災意識を高めたい』という声が多数でした。

きっかけ順位
お役立ち度お役立ち度は?

約8割の方が「役立っている」「まぁまぁ役立っている」と答えています。

お役立ちメッセージ
設定状況 推定震度設定は?

どこかで揺れを感知すると、自分の所在地で推定される震度が発表されます。皆さんの「推定震度」の設定状況をみると以下の結果になりました。

推定震度順位
一般向け緊急地震速報の発表基準は「震度5弱」ですが、 The Last 10-Secondは、それよりも低い震度で設定されている人が90%以上もいました。
最大震度設定は?

震源地近くの震度「最大震度」の設定状況は、以下の結果になりました。

最大震度順位
駿河湾の地震について
実際に発生した2009年8月11日の駿河湾を震源とする地震では、人的・物的被害発生率は、『震度4』から被害がではじめ、『震度5弱』からは、半数以上と被害発生率が急激に高まっていることがわかっています。 事前に地震発生を知ることができれば、身構えたり、頭を保護するなどちょっとした行動で、被害軽減につながるという結果が出ています。

以上のことから、次に「オススメ設定」をご紹介します↓
オススメ設定
設定方法に関して、「設定に悩む。」「思うような設定になっていない。」「居住地に関係ない地震が届く。」「お勧めの設定方法を教えてほしい」などご意見、ご要望をいただきました。 オススメ設定をご紹介いたします。
被害発生の可能性が高い場合
自分の居住地以外の地震を受けない場合にも有効です。
通知設定
日頃の訓練も意識できる設定
全国の大きな地震と自分のエリアで発生する地震のほぼ全てを通知。
通知設定
みなさんからの要望 一番改善してほしいものは?

The Last 10-Secondで改善してほしいこととして、『携帯電話で受信』が半数以上をしめました。

また、同じ調査で、The Last 10-Second のアラームを聞くことができる環境にいる時間(就寝時間も含む)は、約8割の方が12時間以上アラームを聞くことができない環境にいることがわかっています。 携帯電話向けNTTDocomoではiコンシェル(アイ コンシェル)向けのサービスを2009年9月1日よりスタートしました。 その他の携帯電話会社での対応要望が多く頂いていますが、現段階ではサービスに至っていません。

The Last10-secondは、運用開始から2年が経過し、地震による揺れを可能な限り素早く通知するサービスとしての認知が高まり、活用の幅もますます広がっています。 ウェザーニュースでは、2010年も様々な検証を重ねていき、「The Last 10-Second」のVer.UPをはかり、少しでも地震に対する被害を減らせる地震減災の取り組みをサポーターの皆様と共に考えていければと思います。 2010年もよろしくお願い致します。
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